あらすじ
1億円の契約書を待つ締め切り直前のオフィス、
下剤を盛られた子役、別れを画策する青年実業家、
待ち合わせ場所に行き着けない老人、
警察のOBたち、それに・・・。
真夏の東京駅、28人の登場人物はそれぞれに、
何かが起きるのを待っていた。
迫り来るタイムリミット、もつれあう人々、
見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、
運命のドミノが倒れてゆく。
伏線の張り方がすごいですね。
コメディ系の作品はあまり読んだ事がないのですが、
これはなかなか面白かったです。
読後にすっきりとした爽快感を感じました。
タイトルの「ドミノ」の理由は読みながら勝手に納得です。
冒頭で各登場人物の紹介があります。
小説は物語の中の人物の性格、姿など、
想像を膨らませながら読み進めるものですが、
予備知識を持って、
「いつどこでこの牌が並べられるのだろう」と、
人物の登場を待つ楽しみもドミノならではですね・・・。

